ゴーミキサー アーク博士のひとわかり講座

アーク博士のひとわかり講座

どうして生ごみが微生物で水と炭酸ガスになって消えてしまうの?

地球には私たち人間を含めて300万種の生物がいるんだよ。そのうちの約10%が細菌や真菌類などとよばれる微生物なんだ。
「ゴーミキサー」に登場する微生物たちは、分子という大きなものを分解して、ごく小さな元素にしてしまう(還元)ための受け渡し役なんだよ。例えば、熟した柿が地面に落ちると、土の中に住んでいる微生物(土壌菌群)がせっせと働いて(自然発酵)柿は土に返るんだ。

なるほど、「ゴーミキサー」の原理はそれと一緒なんだね。

そうだね。でも、正しく言えば微生物が生ごみを分解させるのではなくて、分解菌とも呼ぶ微生物たちの活動(発酵)の中で、生ごみが彼らの「ご飯」になっていくんだよ。

生ごみって言うけど、ちょっと前まではおいしい食べ物だったんだよね

その通りだね。
魚や野菜、果物、そのものによって差はあるけど実は生ごみの成分の殆どが水(水分)なんだよ。

どれくらいの水なの?

そうだねえ。おおよそ80から90%と言われているね。

じゃあ、ほとんど水じゃないか

その通り。だから家から出るごみをステーションに運ぶとき重いと感じるのは生ごみのせいさ。

さっき生ごみをご飯にしているって言ってたけど・・・・

そうだね。少し詳しく話そう。
例えばりんご。これも水分が多いね。りんごジュースを作るとかすが残るよね。このかすが食物繊維といってりんごのジュースを閉じ込めておく器の役割を果たすんだ。
100年以上も生きている大きな樹だって、ものすごい量の水を貯えているんだよ。これも、りんごと同じように食物繊維、セルロースやリグニンたちが守っているから水が漏れないんだよ。

「ゴーミキサー」の微生物はセルロースたちを食べちゃうんだ!

ちょっとかわいそうだけど、その通り!
「ゴーミキサー」や「芝ぱっくん」は自然界で行われることを、機械の中でやっているという訳。
セルロースやリグニンをうんとたくさん食べれる環境を機械が作っているんだよ。
そして、これを食べてしまうと水と炭酸ガスになってしまうんだ。

そうか、それで水と炭酸ガスになって消えるわけだね!

消えるんだけど、科学的にはこの水は水道の水のようにさらさらで飲めるわけじゃないよね。
水分(排水)の中には細かなかすがあるんだよ。お米のとぎ汁なんかも水分だけど川などに流れたら大変な悪さをするんだよ。
「ゴーミキサー」「芝ぱっくん」からの排水は安全で排水できる基準(排水基準)をクリアしているよ。

でも炭酸ガスは地球温暖化につながるんでしょ

すごくいい疑問だね。その通りだよ。
でもね、森の木々や草花も、酸素をとりいれて二酸化炭素(CO2)をはいているんだよ。 「ゴーミキサー」や「芝ぱっくん」の分解は、自然界の営みと同じなので心配しなくていいんだよ。

アーク博士、ありがとう!これで夏休みの宿題が完成するよ!